賃貸物件のトイレが故障してしまった場合、入居者はどのように対応すればよいのでしょうか。
今回は、費用負担は誰がするのか、自力で修理できそうなケースとはどんなケースなのかもあわせて解説します。
賃貸物件にこれから住もうと考えている方はぜひ目を通してみてください。
賃貸物件のトイレが故障したらどうする?どんな対応をとるべき?
賃貸物件のトイレが故障してしまったら入居者はどうするべきなのでしょうか。
一刻も早く修理がしたいと自分で業者に電話したくなりそうですが、賃貸物件にお住まいならまずは賃貸物件の契約書を確認してください。
そこに大家さんや管理会社の連絡先が書かれているはずですので、すぐに連絡しましょう。
トイレは物件の付帯設備なので、入居者が修理を勝手におこなってしまうのはNGなのです。
賃貸物件のトイレが故障した時の修理費用負担はどうなるの?
賃貸物件のトイレが故障した時の修理費用負担については、原則としては「大家さんの負担」になります。
物件の付帯設備の劣化や自然故障は大家さんが責任を持って対処しなければならない、というスタンスですね。
ただし、大家さんが費用負担するのはあくまで「普通にトイレを使っていただけで、入居者に落ち度がない場合」です。
たとえば「トイレの温水洗浄便座に重いものを落として便座が割れてしまった」「トイレの中にモノが落ちたけど取れず、そのまま流して使っていたら詰まってしまった」など、入居者の過失や不注意などでトイレが故障した場合の修理費用は入居者負担となりますよ。
賃貸物件のトイレの故障の中でも自力で対応できる可能性があるものは?
賃貸物件のトイレ故障のケースの中でも、自力で対応できる可能性のあるものも存在します。
それは「トイレットペーパーや便が多すぎてちゃんと流れない」という状態の場合。
この場合は、市販のラバーカップを適切に使えば問題解決する可能性が高いのです。
ラバーカップを便器の水たまり部分の底面にゆっくり押し付け、勢いよく素早く引き戻す、この動作を繰り返しましょう。
こうした単純な詰まりによる修理費用は入居者負担となりますし、修理業者を呼ぶと簡単な作業でも5,000円程度はかかってしまいます。
「トイレットペーパーや便が詰まった時だけは自力で対処できる可能性があるのでそれを試してみる」と覚えておきましょう。
まとめ
今回は賃貸物件のトイレ故障問題について、故障したらどうするべきなのか、費用負担は大家さんか入居者かどちらになるのか、などを解説したうえで、自力で修理できるケースも紹介しました。
トイレは毎日何度も使うものだけに、故障に気づくと慌てて自分で業者を呼んでしまいそうになりますが、「軽度の詰まり以外はまずは大家さんか管理会社に連絡するのが鉄則」ということを忘れないでください。
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