マイホームを持たない選択をされる方も増えている昨今、老後も賃貸物件に住む方は珍しくありません。
今回は、年金暮らしで賃貸物件に暮らしたい方に向けて、お金のことや年齢制限の有無などいろいろな情報をご紹介していきます。
年齢や経済的な背景を理由に賃貸物件が借りられるかどうかを不安に思っている方は必見です。
年金暮らしで借りられる賃貸物件の家賃相場とは?
年金暮らしを控えて不安に感じ始めることのひとつに、毎日の生活の基盤となる住まいの問題がありますよね。
体力に自信のあるうちは郊外の生活を楽しんでいても、身体的に制限が増えてくる老後のために、より徒歩圏内でも生活がしやすい都市部での暮らしを検討する方は多くいらっしゃいます。
いくらまとまった額の貯金があっても収入が限られてくる年金暮らしでは、できるだけ支出を抑えたいもの。
平成30年度の住宅・土地統計調査では、65歳以上の世帯の家賃の平均額は、4~6万円程度が多くなっています。
また、若い世代と比べると、電車やバスなどの公共交通機関の利便性やショッピング環境の充実などの周辺環境を重視する方が多い傾向にあります。
年金暮らしは注意?賃貸物件を借りられる年齢には制限がある?
年金暮らしの方の多くが、ほかに収入がない無職にあたる方。
そのため、無職という肩書きがネックになって賃貸物件を借りられないのではないかと考えがちですが、実は金銭的な懸念よりも、年齢による健康面での懸念が借りられない理由となっている場合もあるのです。
もちろん、大家さんや不動産管理会社の意向によっては、高齢者でも問題なく借りられることもありますが、一般的には、息子・娘・孫・親戚などが物理的に近い距離にある賃貸物件のほうが借りやすいと言われています。
年金暮らしで賃貸物件は借りられる?どのぐらいの自己資金があると安心か
夫婦ともに90歳くらいまで健在となる場合には、老後に必要になる住居費は約2,000万円と言われています。
これから年金暮らしだけど賃貸物件での暮らしを視野に入れているという方は、貯蓄額などをもう一度計算してみましょう。
貯蓄に余裕がある方や生涯現役で働き続けたいという方は、賃貸物件暮らしのほかにも、サービス付き高齢者向け住宅などの利用を検討してみるのもおすすめ。
また、年金を繰下げ受給することによって年金が増額される制度もありますので、ちょっとした工夫をして賢く資金を捻出してみてもいいかもしれません。
まとめ
老後2,000万円問題が幅広い世代の間で話題となりましたが、実際に年金暮らしで必要になる生活費は人それぞれ。
3本の柱でもある衣食住の「住まい」は毎日の生活の質を決める部分でもありますので、年金生活でも無理なく借りられる賃貸物件での暮らしを検討してみてはいかがでしょうか。
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