賃貸物件の壁にポスターや絵画を飾りたいと思う方もいるでしょう。
画鋲を使えば簡単にしっかりと固定できるものの、退去時の原状回復のことを思うと壁に小さな穴が開いてしまうことが気がかりです。
賃貸物件の壁に画鋲で穴を開けたときの原状回復について、費用や対策などもあわせてご紹介していきます。
賃貸物件の壁の画鋲の跡は原状回復が必要?
賃貸物件の退去時には原状回復義務が発生しますが、経年劣化や日常生活の使用でついた傷は原状回復の必要がありません。
では画鋲の穴についてはどうなるかというと、基本的には通常使用の範囲であれば原状回復を求められることは少ないでしょう。
壁に数枚ポスターやカレンダーを飾るために使用していた画鋲の跡、またそのポスターなどの日焼け跡なども原状回復義務の対象ではありません。
ただし木製のドアや襖の枠に画鋲の跡が残ってしまった場合は、原状回復を求められることがあります。
壁にしか使用しないこと、また跡が目立たないよう気を付けることが原状回復の必要がない画鋲の使い方と言えそうです。
賃貸物件の壁の画鋲の跡の原状回復費用とは?
もしも壁に画鋲で穴を開けて原状回復を求められるとなれば、6畳の部屋だと費用相場は以下のとおりです。
●全体の壁紙の貼り替え : 5万円前後
●一部の壁紙の貼り替え : 5千~8千円
これがドアや襖の枠の交換であれば、数万円以上費用がかかるのは間違いありません。
ただし壁紙の耐用年数は約6年とされているため、壁紙を交換したばかりの物件に入居し6年間住んだ場合などは、通常なら退去時に原状回復費用として壁紙の貼り替え費用が請求されるケースでも請求されずに済むこともあります。
ただし賃貸物件の契約書に、年数に関わらず借主が負担するとあれば、原状回復費用を支払うことになるかと思いますので気になる方はチェックしておきましょう。
賃貸物件の壁の画鋲の跡の対策方法とは?
壁の画鋲の跡が原状回復の対象にできるだけならないよう目立たなくしたいと思っている方も少なくないでしょう。
簡単にできる方法として以下のようなものがあります。
●白鉛筆で埋める
●ティッシュを詰めてボンドで固める
●市販の補修グッズを使う
基本的には、穴が開いている部分を壁紙と同じ色のもので埋めて目立たなくするという作業になります。
専用の補修グッズも売っているので、使用すればより綺麗にカバーできるでしょう。
そもそも画鋲のように穴を開けることなくポスターなどを飾れるグッズも登場していますので、ぜひそちらも使ってみるといいかもしれませんね。
まとめ
賃貸物件の設備を故意に傷つけたときは原状回復費用を請求されます。
画鋲は通常の使用では問題ありませんが、ドアや襖の枠に穴を開けたときは原状回復費用が必要になることがありますので、穴を開けない代用品や専用の補修アイテムを使ってみるのもおすすめです。
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