賃貸物件には各部屋の内部のような契約した個人が使える専有部分と、その他の共用部分があります。
共用部分とは賃貸物件に住んでいる人の全員が使える部分で、エントランスやエレベーター、玄関前の廊下やベランダ・バルコニーをはじめとした専有部分以外のことです。
共用部分の中でもトラブルになりやすい、ベランダ・バルコニーとゴミ捨て場の利用の注意点を確認しておきましょう。
賃貸物件の共用部分であるベランダにおけるルールとは?
一般的にベランダとは、各部屋についていて、ある程度の風雨をしのげる屋根があるスペースです。
賃貸物件のベランダは一見室内と同様専有部分と思われがちですが、賃貸物件ではベランダが避難経路に指定されているので、共用部分になっています。
賃貸物件のベランダの壁は、蹴破ることができ、もしものときは隣のベランダに逃げることが可能です。
そのため、避難の妨げになるものをベランダに置いてはいけないというルールが設けられていることがほとんどでしょう。
賃貸物件の共用部分のバルコニーの使い方とは?
一般的にバルコニーとは、ベランダと同じようなスペースですが、屋根がないのが特徴です。
屋根がついていないので日光を多く取入れることができますが、夏は暑いのですだれやサンシェードを利用している方もいるかもしれません。
バルコニーもベランダと同じように、避難経路として利用するために共用部分になっています。
ベランダと同様に避難するときに妨げになるようなものは撤去しておかなければいけません。
また、バルコニーで物干し竿を設置するスペースがついていない場合、洗濯物をバルコニーに干すことを禁止している物件もあります。
バルコニーの使い方は、契約時にチェックしておきましょう。
賃貸物件のゴミ捨て場も共用部分!トラブルにならない使い方とは?
住人同士でトラブルになることが多いのが、賃貸物件のゴミ捨て場です。
賃貸物件のゴミ捨て場には、その物件独自のルールがある場合が多いので、入居前に確認しておくといいでしょう。
たとえば、ゴミを出していい時間帯などについてのルールです。
ゴミ収集の当日ではないとゴミ捨て場にゴミを出してはダメというところもあれば、前日から可能なところもあります。
また、自治体で決められているルールも守らなければいけません。
燃えるゴミの収集日に燃えないゴミを出して、収集されなかったものをほったらかしにするなどルール違反をしてしまうと、トラブルになることがあります。
まとめ
賃貸物件の共用部分では、ルールに従わなければトラブルが発生することがあります。
集合住宅で快適に暮らすためには全員がルールを守って設備を利用することが大切。
トラブルに巻き込まれないためにも、しっかりとルールを確認しておきましょう。
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