近年は、オール電化の部屋も増えています。
ただ、馴染みのない人からすると、ガスとの違いや費用面について不安に思うこともあるでしょう。
そこで今回は、オール電化の賃貸物件を検討しているけれど大丈夫か心配な方に向けて、オール電化の特徴についてご紹介します。
オール電化の賃貸物件でも大丈夫なのか考えよう！①光熱費が安い
ガスを使わず、すべての設備で電気を使うことを「オール電化」と言います。
メリットのひとつは、火災の心配が少ないこと。
ガス漏れも起こらないため、生活するうえで安心感があります。
そして、使い方によって光熱費を減らせることも、大きなメリットです。
深夜は電気料金が安いので、できるだけその時間帯に電気を使用すると、大きな節約につながります。
たとえば、お湯はあらかじめ沸かしてタンクに溜めておく方式ですから、深夜に設定すると安い電気代で済むでしょう。
「電気代が高い昼間は部屋にいないことが多いため、電気を使わない」という方には、とくにおすすめです。
さらに、ガスの基本料金がかからないことも、光熱費の節約につながります。
オール電化の賃貸物件でも大丈夫なのか考えよう！②ガスとの違い
今までガスを使っていた人は、生活がどのように変わるのか心配かもしれません。
まず、IHクッキングヒーターや電気コンロでは使えない調理器具がありますから、注意しましょう。
持っているフライパンや鍋が対応していない場合は、新しく買う必要があります。
また、お湯はあらかじめ沸かして溜めておくため、使用量によっては足りなくなるかもしれません。
新たに沸かすことは可能ですが、深夜以外の時間は料金が高くなってしまうことも注意点です。
ただ、先程ご説明したように、使用時間帯を上手にコントロールできれば大きな節約ができます。
光熱費の管理もしやすいので、そのような点も踏まえながら、自分に合っているかどうか判断するとよいでしょう。
オール電化の賃貸物件でも大丈夫なのか考えよう！③シャワーの水圧が弱い？
オール電化は、その構造上の理由からシャワーの水圧が弱くなることもあります。
ただ、不便を感じるほど弱い水圧ではないと考えられます。
好みによるので一概には言えませんが、通常の使用には問題のないことがほとんどでしょう。
また、高圧給湯タイプを選んだり低水圧用シャワーヘッドを使用したりすると、改善できます。
このように対策方法もありますから、それほど心配はないかもしれませんね。
まとめ
オール電化の賃貸物件に住んでも大丈夫なのか不安がある方に向けて、いくつかの特徴をご説明しました。
ガス用の設備に慣れていると、始めは戸惑うことがあるかもしれません。
けれども、安全面やコスト面において優れた特徴がありますから、ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
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