100均などで材料を購入して、欲しいものが作れるDIYは幅広い年代に人気です。
しかし、賃貸物件にはさまざまなルールがあるのでDIYをするのは難しいといわれています。
では、具体的にどこまでのDIYなら許容範囲かご存じでしょうか？
今回は賃貸物件でDIYをするなら、どこまで可能なのかチェックしてみましょう。
賃貸物件でDIYはどこまでできる？できることと注意点をチェック！
賃貸物件では退去時に、原状回復が義務づけられていることがほとんどです。
原状回復とは、入居したときと同じような状態に戻してくださいというもの。
ただし、普通に使うことで生じる劣化は、原状回復の必要がありません。
賃貸物件でDIYをするなら、壁や床などを傷つけないことが大切です。
収納スペースを増やしたいときは、床に置くタイプの棚を作るというDIYの方法があります。
これなら、普通に家具を置くのと違いがありません。
また、壁紙や床の上から貼ってはがせるタイプのシートを貼りつけて、部屋のイメージを変えるのもいいでしょう。
ただし、シートを貼るときにカッターナイフなどで壁紙や床に傷をつけると原状回復の対象になる可能性があるので注意が必要です。
どこまでのDIYならOK？賃貸物件で退去時に費用を請求されないために
賃貸物件によって原状回復が必要なラインが違うので、どのような傷や汚れが原状回復の対象になるのかは、入居前に確認しておくといいでしょう。
一般的にどのようなDIYがNGになるのか、まとめていきましょう。
まず、壁にはできること・できないことをチェックします。
画びょうで壁に穴を開ける程度なら、問題にならないことがほとんどです。
しかし、壁にネジや釘で穴を開けるのはNGです。
画びょうとネジや釘の違いは、穴の大きさだけではなく深さも関係しています。
画びょうはせいぜい壁紙やその下にある石膏ボードに刺さる程度なので、壁紙を変えれば目立ちません。
しかし、ネジや釘は壁紙と石膏ボードを貫通し、その下にある間柱という部分にも傷をつけると補修作業が必要となり、高額な費用がかかります。
床も同じように、傷が深いほど補修費用が高額になります。
釘を打ったり直に色を塗ったりしてフローリングを貼り替えるほどの修繕が必要になるDIYは、賃貸物件ではおこなえません。
どこまでできる？賃貸物件を傷つけないDIYの工夫とは
賃貸物件ではネジや釘を使わず、内装を傷つけないことが大切になります。
DIYには、つっぱり棒を利用する方法がおすすめです。
つっぱり棒にフックを取りつければ、ネジや釘を使わなくても吊り下げタイプの収納ができます。
内装にネジや釘を使うのではなく、家具にネジや釘を使って取りつけるのもいいでしょう。
床や壁紙に貼りつけるものは、綺麗にはがれるタイプのシートを選ぶのも大切です。
まとめ
賃貸物件でも工夫次第で、さまざまなDIYを楽しむことができます。
入居している賃貸物件でも可能なDIYなのか悩んだときは、管理会社や大家さんに相談すると、トラブルを回避できておすすめです。
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