賃貸物件の契約には費用がかかります。
物件を紹介してくれた不動産会社への仲介手数料や敷金、礼金、保証料に保険などです。
さらに生活をするためには家具家電の購入や引越しの依頼も必要です。
それらの初期費用に加え、住みはじめる月と翌月分の家賃も事前に支払うことが多くなっています。
これが今回のテーマである前家賃です。
ここでは前家賃の仕組みやどんなメリットがあるかを見ていきます。
賃貸物件の前家賃とはなに?初期費用との関係は?
家賃を払うタイミングにより前家賃と後家賃に分かれます。
前家賃は翌月分の家賃を払う方法です。
2月の家賃であれば1月中に支払います。
後家賃は当月分の家賃を支払う方法です。
2月の家賃であれば2月中に支払います。
賃貸物件のオーナーにとっては、家賃を確実に回収したいので前家賃にしているところが多いです。
しかし賃貸物件の契約をする場合、入居する月の日割り分の家賃と翌月分の家賃が一度に請求されるため、支出が一時的に多くなります。
もちろん家賃として支払っているので損をしているわけではありませんが、支出の多いタイミングなので少し大変です。
事前にどれくらいの費用が発生しそうなのかを計算しておくのが大切です。
初期費用が高くなる賃貸物件の前家賃にメリットはある?
初期費用が高くなり、賃貸物件を借りる側からしてみればいいことは何もないように感じますが、実際はどうなのでしょうか。
前家賃でよかったと感じるのは賃貸物件を解約するときです。
新しいところへ引越す場合、賃貸・持ち家に関わらず初期費用が発生します。
このとき後家賃だった場合、退去する賃貸物件の家賃と新しく住むための初期費用の支払いが一緒になってしまい大変です。
しかし、前月中に家賃を支払ってあれば、新しく住むための初期費用だけ考えておけば大丈夫なので、支出に余裕ができます。
とはいえ、支出の総額はどちらも変わりません。
ただ支払うタイミングが変わるだけです。
まずは、余裕をもって家賃を支払えるだけの収入や貯金があるかをしっかり確認しておきましょう。
そのうえで、初期費用を計算してもらい、支出の計画をたてるようにしましょう。
もし、初期費用が高くなってしまい、前家賃を後家賃にすれば支払えるとき、変更には応えてくれるのでしょうか。
実際のところ、変更に応えてくれることはほとんどありません。
反対に前家賃を払えないことでその後の家賃の支払い能力も問われることも考えられます。
物件によっては、仲介手数料や敷金礼金がかからないものもあるので、物件探しではこの点も気をつけてみるのがおすすめです。
まとめ
ここまで前家賃について紹介しました。
初期費用が高くなりますが、損をするものではありません。
契約をするときは前家賃を前提にして資金計画も大切です。
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