賃貸物件の多くは、契約時のお金として家賃の他に敷金と礼金を設定しています。
通常は家賃の何か月分という設定になっており、物件ごとに金額が違います。
中には、敷金礼金0円という物件もあります。
こちらの記事では、賃貸物件の敷金・礼金とはどんなお金なのかをご紹介します。
賃貸物件の敷金・礼金の違いやそれぞれのお金の意味とは?
賃貸物件を借りるときの初期費用として敷金と礼金が設定されており、物件契約時に家賃と一緒に敷金・礼金を支払います。
敷金
大家さんに預ける担保であり、退去時に原状回復費用として使用されます。
原状回復費用に充てても余った敷金は、そのまま物件契約者に払い戻されます。
礼金
賃貸物件の大家さんに支払うお礼のお金です。
お礼のお金なので、退去するとしても払い戻されません。
元は、大学入学などで親元を離れて一人暮らしする人が、大家さんにお願いします、というような意味合いで支払われたお金です。
礼金は慣習として設定されているお金であり、法律で決められた費用ではありません。
それでも、礼金は家賃の何か月分と設定している物件は多いです。
募集物件に敷金と礼金の設定があれば、契約時には家賃と一緒に支払わないとなりません。
ただし交渉できるので、交渉次第では敷金と礼金の金額が安くなる場合はあります。
居住用の賃貸物件だと、敷金・礼金はそれぞれ家賃の1か月または2か月という物件が多いです。
敷金・礼金が0円の賃貸物件「ゼロゼロ物件」の特徴とは?
敷金・礼金を0円にしている賃貸物件もあります。
このような物件は「ゼロゼロ物件」と言われており、初期費用を抑えられます。
契約時に支払うのは、今月の日割りの家賃と来月の家賃、そして初期費用のみです。
ただし以下のような理由があるため、敷金も礼金も0円にしている物件が多いです。
●築年数や設備が古い
●日当たりが悪い
●近くに騒音の発生する場所がある
このほかにも特殊な事情によって、敷金も礼金も0円にしている物件があるので、ゼロゼロ物件を探しているなら建物の状態や周囲の環境は一度確かめた方が良いです。
ゼロゼロ物件でも、退去時に原状回復を行う場合は費用を請求されます。
敷金を払っていないことになるので、現状回復費用は実費で支払わないとなりません。
通常の賃貸物件と同じく、借り主が故意に壊した設備や、汚した場所は、借り主負担で修復します。
まとめ
敷金は原状回復のために支払うお金であり、礼金は慣習的に設定されているお金です。
どちらの費用も賃貸物件契約時に、初期費用として一括で支払います。
敷金と礼金が0円の「ゼロゼロ物件」もありますが、何らか事情によって0円としている物件が多いので、確認しておくことをおすすめします。
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