賃貸物件を退去するとき、どの程度の掃除が必要なのか気になる人は多いのではないでしょうか。
基本的に退去時には掃除をしなければいけないのはわかるけれど、完璧にきれいにするのは難しいもの。
今回は、掃除の必要性や掃除方法を解説していくので、賃貸物件を退去する際の参考にしてください。
賃貸物件を退去する際の掃除の必要性とチェックされる場所とは?
退去時の掃除の必要性
賃貸物件の入居者は退去時に原状回復の義務があるため、汚れている部分の掃除が必要です。
生活するうえで自然に生じてしまうレベルの傷や汚れには原状回復の義務は発生しませんが、マナーとしてもきれいに掃除しておきたいもの。
また、賃貸物件を契約したとき敷金を支払っている場合、少しでも掃除できれいな状態にしておくことで敷金が返金される確率が高まります。
反対にあまりにひどい汚れだった場合、追加でクリーニング費用を支払わなければいけないケースもあるため、掃除は欠かせません。
チェックされる場所
賃貸物件の退去で特にチェックされる場所はこちら。
●部屋の状態
●キッチン周り
●水回り
部屋では自然についた傷ではなく、床についたシミ、壁に空いた穴、におい、壁紙の変色などがチェックされます。
キッチン周りは油汚れやさびが付きやすいですが、さびは一度付いたら落ちないため、日ごろから掃除を意識しましょう。
水回りはトイレやお風呂、洗面台などの設備を見られ、カビや水垢、排水管の詰まりがないかなどをチェックされます。
特にチェックされる部分は、重点的に掃除しておきましょう。
賃貸物件を退去するときに必要なエリアごとの適切な掃除方法とは?
キッチン
トッププレートや壁などに洗剤をスプレーして5分ほど放置し、汚れを浮かび上がらせます。
スポンジなどで軽くこすって汚れを落とし、最後に十分に水で洗い流しましょう。
無理にこすりすぎると傷がついてしまうため、専用洗剤で油を浮かせて落とすようにするのがポイントです。
お風呂
お風呂はカビが発生しやすいエリアです。
浴室用のカビ取り剤を使った掃除が効果的で、より効果をアップさせるために湿布法がおすすめ。
カビ取り剤をスプレーした場所にティッシュを貼りさらにスプレー、最後にティッシュを取り除き十分洗い流して完了です。
トイレ
トイレで気になるのは黄ばみや黒ずみです。
汚れた部分にはトイレ用洗剤をかけて、2~3分経ったら水で洗い流します。
便器に傷がつかないように、無理にこすらないようにしましょう。
まとめ
賃貸物件を退去するときには、原状回復の義務として掃除が必要です。
特にキッチンや水回り、部屋といった部分はチェックされることが多いため、退去時には入念に掃除しておきましょう。
エリアごとに適切な掃除方法をおこない綺麗にすることで、敷金が戻ってくる可能性もあります。
退去時に汚れをすべて落とそうとすると大変になってしまうため、日ごろからこまめに掃除しておくのがおすすめです。
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