賃貸契約をするとき、気になるのが初期費用です。
特に初めて賃貸契約をする場合は、目安や内訳を知っておけば支払いの際に不安に思うこともありません。
賃貸契約の初期費用とはどのような費用を指すのか、金額の目安と合わせて紹介します。
賃貸契約の初期費用とその内訳とは
初期費用とは何か？
借りたい部屋が決まって賃貸契約をするとき、最初に支払うお金が初期費用です。
初期費用がまったくかからない賃貸契約はまれですが、費用は契約ごとに差があります。
初期費用を安く済ませることも可能で、予算に合わせた初期費用の物件を探す人もいます。
最近では、クレジットカードで初期費用を支払えるケースや分割払いができるケースが増えてきていますが、それだけまとまった金額になりやすいのが初期費用なのです。
初期費用にはどのような費用が含まれるのか
初期費用に含まれる費用は、契約ごとに違います。
一般的なのは、敷金・礼金・前家賃・仲介手数料・火災保険料などです。
敷金は、部屋を退出する際に原状回復するための費用に充てられます。
原状回復費用が敷金以上にかかれば、追加費用が請求されることもあります。
逆に原状回復費用があまりかからなければ、戻ってくることもあるのが敷金の特徴です。
礼金は、大家さんへのお礼として支払う費用です。
敷金と違ってお礼金ですから、退出時には戻ってきません。
前家賃は、入居日からの家賃を先払いする費用です。
入居日のタイミングによっては、日割家賃が発生することもあります。
仲介手数料は、賃貸契約を仲介してくれた不動産業者に払う費用です。
火災保険料は、損害保険の加入費用。
不動産会社が指定した保険会社を利用することが多めです。
他に、家賃保証のために保証会社との契約を求められる賃貸物件もあります。
保証会社と契約する場合、初期費用に保証料が含まれます。
賃貸契約の初期費用の金額の目安
初期費用の金額には、大体の相場があります。
敷金・礼金は、家賃の1～2ヶ月分が目安です。
前家賃は基本1ヶ月分で、日割家賃がプラスされることもあります。
仲介手数料は、家賃の半月分から1ヶ月分。
火災保険料は、2万円程度が相場です。
保証料は、家賃1ヶ月分に共益費として半月分を求められるのが相場。
ただし、相場より安く賃貸契約できる部屋を探すことも可能です。
まとめ
初期費用を抑えたい場合は、敷金・礼金・仲介手数料が相場より低いところを探す方法があります。
敷金・礼金が不要な物件、不動産会社が仲介手数料をサービスしている物件などもあり、チェックしておきたいところです。
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