賃貸物件はペット飼育が禁止されている住宅が少なくありません。
しかし昨今のペットブームも手伝って、ペットと暮らすことを前提とした共生型物件も増えています。
そこで今回はペット可物件の特徴や選び方、注意点を紹介します。
ペット可物件とは
ペット可物件とは、動物専用に特段の配慮や設備はないものの、飼育を可能としている物件のことです。
物件情報に「小型犬可、猫可」といった指定を設けている場合もあります。
そしてどんな種類の動物でも飼えるわけではなく、見た目やサイズで人に恐怖を与えやすい動物などは許可されないケースが多いです。
大半のオーナーは小型犬もしくは猫の単頭飼育を想定しているので、一般的でない動物や多頭飼いを希望するには別途で相談が必要です。
そして契約時には、以下のものを用意しておくと手続きがスムーズです。
●ペットの種類、年齢、サイズ情報(直近撮影した写真を求められることも)
●予防接種済みであることが分かるもの
ペット相談可能な物件との違い
ペット可ではなく、相談可能としている物件があります。
相談可とはオーナーがペット受け入れるか検討している段階であったり、空室対策のためであったりします。
注意点としてペット可物件よりも入居のハードルが高く、猫など爪研ぎやマーキングの特性があるペットはNGの物件も珍しくありません。
またペット以外の入居条件を緩和しているケースも少なくないですから、「楽器演奏可」といった契約で入居した人がいるかもしれません。
そして動物が苦手な人やアレルギーを持つ人も住んでいる可能性もあるため、住民トラブルが起こる可能性もあります。
オーナーが一番気にしているのは、これら汚損による修繕コストや住人トラブルのリスクです。
そこでトラブル発生時の費用負担方法(敷金を全額償却する、修繕に備え家賃を高めにする等)について、明確にしておくと入居交渉がしやすいです。
どんなに躾が行き届いたペットだとしても、費用を多めに支払う可能性を想定したうえで準備しておきましょう。
ペット可物件の選び方と注意点
ペット可物件を選ぶ際の注意点は、安全性についてです。
ペット共生型物件とは、住み心地はもちろんのことペットの安全性も配慮した物件です。
しかしペット可物件では、あくまでも人間用の住宅なのでペットの安全までは考慮していません。
自分のペットにとって危険な箇所はないか確認するとともに、安全対策をとりやすい部屋を選びましょう。
さらに周辺環境も重要です。
近隣に動物病院や散歩ができる公園があると便利です。
加えて動物は人間より音に敏感ですから、幹線道路や線路沿いは避けるなど立地にも注意しましょう。
まとめ
ペット可物件とは何なのか、特徴ついて解説しました。
部屋の選び方で一番大切なのは、ペットが快適で安全に過ごせる環境かどうかです。
飼い主目線ではなく、ペットの立場で選んであげることが重要です。
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